ISOとは? ISOの解釈と解説
ISOとは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略称で、電機・電子以外のあらゆる分野の規格や標準を発行し、国際標準化を進めている民間の団体です。
例えば、ISOネジ、フィルムの感度、また非常口のマークもISOで規格化された代表的な製品です。
一口にISOと言っても実にたくさんの種類があり、とりわけ製品に関する規格が多いのですが、組織(企業)の管理の仕組みを定めた“マネジメント規格”も発行されています。
- ISO9001:品質 マネジメントシステム
- ISO14001:環境 マネジメントシステム
- ISO20000:ITサービス マネジメントシステム
- ISO13485:医療機器-品質 マネジメントシステム
- ISO22000:食品安全 マネジメントシステム
- ISO10002:苦情対応マネジメントシステム
- ISO27001:情報セキュリティ マネジメントシステム など
このISOマネジメント規格(本サイトではISOと称します)が、企業経営に有益な効果が期待できる取り組みとして、企業規模を問わず、導入・認証取得する企業が増え続けています。
それぞれ規格ごとに分野は異なりますが、“マネジメント規格”に共通するのは、企業(経営者)が策定した方針・目標を実現に向けて、業務を実施する際に、Plan(計画)-Do(実施)-Check(点検)-Act(見直し)の“PDCAサイクル”を循環させ、継続的な改善が行える管理の仕組み=マネジメントシステムを構築するという点です。
「“マネジメントシステム(管理の仕組み)を構築する”って大変そう」と、心配に思われるかもしれませんが、実は、“日頃、業務を進めるにあたり既にできていること”や、既存のシステムを活かすこともできるので、ISOへの取り組みは、決して0(ゼロ)からのスタートではないのです。
法令遵守,顧客満足,技術の継承,安心・安全な製品(サービス)の提供,環境への配慮,社会的責任(CSR)・・・など、企業が取り組むべき課題は多種多様ですが、対策如何によっては、将来的な事業継続に大きな影響を与えます。
自社にとって改善が必要な課題を取捨選択し、ISOを導入することで、継続的改善を軸にしたマネジメントシステムを構築・運用し続けることが、組織力の強化に結び付き、万が一の事態に遭遇した場合にも、適切に対応できる企業体制が整えられるのです。
なお、ISOは認証取得がゴールではありません。ISOの維持には、認証取得後にサーベイランス(定期審査)・更新審査を受審する必要があります。
第三者機関による審査を定期的に受けることで、レベルアップした自社のマネジメントシステムの有効性を客観的な見地から証明することができるとともに、形骸化を防ぎます。